時計や体内時計は、どんな仕組みで時を刻むのか。
機械時計は、いつも同じ速さで時を刻みます。ところが江戸の不定時法は、昼と夜で一刻の長さが違う。等速の機械に、伸縮する時間をどう語らせたのか。二挺天符という逆転の発想を、模式図とともにたどります。
万年自鳴鐘の文字盤は、季節に合わせてひとりでに目盛りが動きます。それを担うのが、わずか七ミリの「虫歯車」。一定の速さの回転から、季節で波打つ動きを、どうやって作り出したのか。その仕組みに焦点をあてます。